雪印メグミルクは9月25日、「グループ中期経営計画 2025」での事業戦略を推進するため、戦略設備投資「関西地区の生産体制整備」を実施すると発表した。
関西地区における効率的な生産体制を構築するため、神戸工場の生産を終了し、京都工場池上製造所に経営資源を集中投入して、チルド牛乳、乳飲料の生産機能の集約をはかることを決定した。投資額は約24億円。このことにより、乳の価値創造と需要拡大を実現し、国内酪農生産の基盤強化と持続的発展に貢献していくとしている。
現在、関西地区では 3工場(京都工場、京都工場池上製造所、神戸工場)の生産体制となっている。これを、京都工場池上製造所の既存の空スペースを活用することで、神戸工場の牛乳・乳飲料の生産機能を集約する。
なお、関西地区における生産機能の集約に伴い、神戸工場の生産を終了する。なお、神戸工場は当面、チルド商品等の配送拠点として利用する。