国土交通省と気象庁は2月3日、「大雪に対する国土交通省緊急発表」を行った。
日本付近にこの冬一番の強い寒気が流れ込み、強い冬型の気圧配置となることが予想されており、2月4日より北日本から西日本にかけての地域で、日本海側を中心に、山地・平地共に大雪となるおそれがある。
強い冬型の気圧配置は数日続くおそれがある。
過去の大雪の際に、大型車の立ち往生が主な原因で交通に甚大な影響が生じたことがあることから、「運送事業者は大雪時等において、輸送の安全の確保に支障が生ずるおそれがあるときは、事業用自動車に冬用タイヤが装着されていることの確認を行う等、安全を確保するために必要な措置を講じることが必要」としている。
なお、雪道において悪質な立ち往生が発生した場合には、監査を行い事実関係を確認したうえで、講じた措置が不十分と判断された場合は、行政処分の対象となる。
適切な運行を管理するとともに、荷主においても「トラック事業者への不要不急の運送依頼を控えて」と、協力を呼び掛けている。