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三井倉庫HD/CO2排出量簡易算定ツールの関連技術で特許取得

2025年02月03日/IT・機器

三井倉庫ホールディングスは、2022年8月に特許出願をした国内外の輸送におけるCO2排出量簡易算定ツール「MS CO2 Navigator」の関連技術について、特許を取得した。

ツールでは顧客が入力する情報を「貨物重量」「輸送手段」「出発/到着地」の3つに限定し、入力補助機能として入力候補のサジェスト機能や地図上から直感的に地点選択をすることができる機能を実装しているため、CO2 排出量算定での専門知識や予備知識がなくとも排出量の算定を行うことができ、入力工数の負担を軽減する。

算定結果は、輸送手段ごとに地図、表やグラフで表示されるため、容易に理解することができ、輸送手段ごとの比較も行える。

グループはマテリアリティの一つに「社会課題解決につながる共創を通じたサービス・事業の創出」を掲げ、顧客のサプライチェーンサステナビリティを支援するサービスである SustainaLink(サステナリンク)を展開している。

CO2排出量を簡易的に算定できるツールをはじめ、顧客から提供される物流データをもとにCO2排出量の一括・詳細算定を行うサービス「MS CO2 Analyzer」、物流ソリューションの提供を通じて、サプライチェーンの脱炭素化を進めている。

■特許概要
特許番号:特許第7627249号
発明の名称:温室効果ガス排出量算定装置、温室効果ガス排出量算定装置の制御方法及びプログラム
登録日:1月28日

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