日本製紙クレシアは2月14日、製品全般について5月1日出荷分より順次、価格改定を行うと発表した。
対象製品は、日本製紙クレシアの製品全般。価格改定幅は現行価格より10%以上の値上げとなる。
家庭紙業界を取り巻く環境は原材料、燃料費などの上昇が続いていることに加え、202年問題を含む物流費上昇、人件費上昇などさらに厳しさを増している。
これまで同社はさまざまな対策を講じてコストダウンを進めてきたが、現行の価格水準では自助努力だけではコスト上昇分を吸収することが困難であるため、今回の価格改定を実施するという。
小林製薬/4月から消臭元など13品が最大21%値上げ 物流費も要因に