太陽誘電は2月17日、国内の積層セラミックコンデンサ(MLCC)の主力工場の一つである玉村工場に、新たに5号棟を竣工したと発表した。
玉村工場は、太陽誘電グループの最先端MLCCの生産を担うヘッドクオーター拠点であり、さらに量産化を見据えた商品開発機能を持つ拠点。今回、MLCCにおける中長期的な技術力向上を通じて、世界トップクラスの商品開発力のさらなる高度化のため、新棟を建設した。
新棟は、ZEB Ready認証を取得するなど環境負荷を低減し、室内の快適性などにも配慮している。
今後も、エレクトロニクス機器の進化を支える電子部品を開発するとともに、高い技術力を通じて世の中の発展に貢献していくとしている。
■玉村工場5号棟の概要
住所 : 群馬県佐波郡玉村町川井1796-1
延床面積 : 約9000m2
建築面積 : 約3000m2
着工 : 2024年1月
竣工 : 2025年2月
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