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商船三井/グリーンアンモニア製造へ出資検討、IHIなどと覚書締結

2025年03月25日/IT・機器

商船三井は3月25日、IHIがインドで開発しているグリーンアンモニア製造プロジェクトへの出資検討を目的とした覚書を、IHI、北海道電力、三菱ガス化学、みずほ銀行、東京センチュリーの5社と締結したと発表した。

プロジェクトは、インドの大手再生可能エネルギー事業者、ACMEグループがオディシャ州で設備を2030年までに新設し、年間約40万トンのグリーンアンモニアを製造しようというもの。このグリーンアンモニアを、安全で安定的に日本へ輸送し、日本国内の発電事業者や化学メーカーなどへ供給することを計画している。

アンモニアバリューチェーン構築を実現するには、アンモニアの製造・輸送・利用に関わる専門性だけでなく、国際的な経済協力や開発支援が重要となる。

そこで各分野の知見を持つ6社が連携し、アンモニア製造の特別目的会社の設立と、出資参画に向けた具体的な検討を進める。

アンモニアは、肥料原料や化学品原料として利用でき、燃焼時にCO2を排出しない次世代のクリーンエネルギー。発電プラントや船舶の燃料利用など、さまざまな分野で脱炭素ソリューションを提供できる可能性があり、大規模な需要が見込まれている。

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