CBREは4月1日、九州電力が単独で出資するSPC(特別目的会社)が事業主体となって行う物流施設の開発を全面的にサポートしたと発表した。
開発事業用地が位置する北九州市は、九州と本州の結節点にあり、陸海空の物流インフラが充実していることから、物流施設の立地に適したエリアとなる。人口約90万人を超える政令指定都市であり、大消費地へのアクセスや労働力の確保にも優れている。さらに、北九州市は「北九州市物流拠点構想」を掲げており、物流拠点の整備に積極的に取り組んでいる。
CBREでは、このSPC組成で得た知見と経験を活かし、地域社会の発展と活性化を目指して、魅力的かつ戦略的な不動産取引の機会を創出し、開発事業の推進をサポートしていくとしている。
■概要
所在地:福岡県北九州市小倉南区舞ケ丘
延床面積:約2万9700m2(約9000坪)
完成時期:2027年夏ごろ
CBRE/千歳流通業務団地内に2.45万m2の物流施設開発をサポート