日本郵政とJPロジスティクス、each×other、マルティスープは6月16日、クラフトビールの樽シェアリングサービスの実証実験を開始する。
実証実験は、クラフトビール醸造家(ブルワリー)が飲食店へクラフトビールを卸す際、使用される樽の紛失を防ぐことを目的とするもの。
日本郵政グループのJPロジスティクスが、物流ネットワークサービスを利用して樽の回収・シェアリングサービスを行う。
樽はJPロジスティクスが準備した共通規格のもので、東北地方の3社のブルワリーへ提供。ブルワリーがビールを卸した都内飲食店から、JPロジスティクスが空き樽を回収、東北へと輸送した後、each×otherが洗浄して保管、ブルワリーの請求に基づきJPロジスティクスが樽を輸送・納品する。
紛失対策として各樽にGPS端末を取り付けるほか、非対面回収も行う。また、ブルワリーと飲食店での保管日数等の分析・検証も実施する。
実施期間は6月16日から8月29日までの約2か月半を予定。
■参加企業の役割
日本郵政:施策の全体統括、樽の受発送管理支援、CS対応支援
JP ロジ:実証実験の主体者、樽の貸し出し、樽の受発送管理、樽の回収及び配送
each×other(ISHINOMAKI HOP WORKS):ブルワリー統括、樽の洗浄
マルティスープ:位置情報システムの提供 (協力企業:シーネットコネクトサービス)
日本郵政ほか/モーダルシフトと置き配で規格外りんごを輸送販売