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三井不動産/愛知県一宮市に6.59万m2の物流施設竣工、重量物保管可能

2025年06月02日/物流施設

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三井不動産は5月31日、愛知県一宮市において開発を進めていた「三井不動産ロジスティクスパーク一宮(MFLP 一宮)が竣工したと発表した。

<「MFLP 一宮」外観>
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「MFLP 一宮」は、首都圏・関西圏への広域配送に対応し、「物流の2024年問題」の解決策の一つである「中継輸送」の拠点としても利用可能な好立地に位置する。「一宮西 IC」「一宮稲沢北 IC」に近接しており、それぞれ名神高速道路・東海北陸自動車道へアクセス可能。さらに愛知県内の南北を横断する主要幹線道路の「西尾張中央道」に面しており、名古屋市内への配送もスムーズだ。

また、最寄り駅の名古屋鉄道尾西線「苅安賀(かりやすか)駅」からのアクセスも徒歩9分と、従業者の通勤利便性も優れている。

<低床トラックバース(左)と従業員ラウンジ(右)>
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<南外壁(左)とエントランスホール(右)>
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スロープ方式を採用し、1・2階倉庫は3.0t/m2の重量に対応でき、重量物の保管が可能。また2階トラックバースは低床バースを採用し、フォークリフトが自由にトラックバースと倉庫内を行き来できるため、重量物の取り扱いにおける作業効率が向上する。

3階には従業員用のラウンジを設置。ソファ席やリクライニングチェア、カウンター席などに加えて、個室の会議スペースも用意している。曲面天井や小上がりにより様々な場を設けることで、従業員がリラックスした状態で快適に休憩ができるように設計している。

外装は、施設南側2・3階の外壁を一部突出させており、この範囲は外壁色を他と切り替えるとともに、連装窓やガラリにより水平方向の広がりを強調した意匠にすることで、施設の外観を特徴づける要素とした。

エントランスホールは来訪者を地域の素材で暖かく迎え入れるような空間を目指した。柔らかな光を拡散する光膜天井を設置するとともに、古くから織物の産地として名高い一宮市で生産された尾州織物クロスを仕上に採用している。

昨今の ESG推進の高まりを意識しつつ、環境配慮に対しての取り組みを多数行っている。その一つとして、屋上に設置された約542kWの太陽光パネルを館内消費で利用することを予定している。このような環境配慮の取り組みを通して、DBJ Green Building 認証(4つ星)、『Nearly ZEB』認証を取得予定だ。

<広域図>
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<詳細図>
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■施設概要
名称:三井不動産ロジスティクスパーク一宮(MFLP 一宮)
所在: 愛知県一宮市萩原町林野字天田 32-1
敷地面積:3万757.90m2
延床面積:6万5908.99m2
規模・構造:4階建て・スロープ・S 造
設計者・施工者:矢作建設工業
竣工:2025年5月31日

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