LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





三井不動産/都心から1時間以内の三郷IC近接地に4.68万m2の物流施設を着工

2025年04月02日/物流施設

三井不動産は4月2日、埼玉県三郷市で「三井不動産ロジスティクスパーク三郷(MFLP三郷)の起工式を2025年3月28日に執り行い、4月1日に着工したと発表した。

竣工は2026年 10月末を予定している。

<「MFLP 三郷」外観イメージ>
20250402mflp1 - 三井不動産/都心から1時間以内の三郷IC近接地に4.68万m2の物流施設を着工

<「MFLP 三郷」鳥瞰イメージ>
20250402mflp2 - 三井不動産/都心から1時間以内の三郷IC近接地に4.68万m2の物流施設を着工

「MFLP 三郷」は、関東近郊をつなぐ外環自動車道と都心をつなぐ常磐自動車道の結節点である三郷エリアに位置し、埼玉県三郷市にて進められている三郷北部土地区画整理事業地内にある。外環自動車道「外環三郷西 IC」から約2kmとICに近接しており、東京都内と関東近郊を結ぶ広域物流拠点となり、都内配送のみならず関東一円の広域配送にも適した物流最適地に位置する。

<4 階ラウンジ(イメージ)>
20250402mflp3 - 三井不動産/都心から1時間以内の三郷IC近接地に4.68万m2の物流施設を着工

<1階エントランス(イメージ)>
20250402mflp4 - 三井不動産/都心から1時間以内の三郷IC近接地に4.68万m2の物流施設を着工

施設従業員の働きやすさ向上のため、快適にリフレッシュができるラウンジの設置やWi-Fiの提供、24時間対応可能な無人コンビニの設置を予定している。また、ドライバー専用の休憩スペースを設けることで、2024年問題に対応したドライバーにとっても快適な環境を提供する。

最大規模の降雨量による近隣 4 河川(利根川、江戸川、中川・綾瀬川、荒川)の氾濫に備え、主要設備の嵩上げ対策を実施し、災害時でも事業継続を可能とするBCPを確保する。

<陸屋根(イメージ) >
20250402mflp5 - 三井不動産/都心から1時間以内の三郷IC近接地に4.68万m2の物流施設を着工

<キュービクル(イメージ) >
20250402mflp6 - 三井不動産/都心から1時間以内の三郷IC近接地に4.68万m2の物流施設を着工

具体的には、屋上の屋根を折半屋根ではなく一部陸屋根化し、キュービクルなど主要な電気設備を屋上に配置。また、防災センター内の設備や、外構に設置する受水槽は架台による嵩上げを実施し、浸水リスクに対応する。さらに、非常用発電を72時間供給とし、有事の際の入居テナントの事業継続をサポートする。屋上の屋根全面に設置予定の太陽光パネルによる再エネ電力供給や屋内照明の LED 化による省エネを推進し、DBJ Green Building 認証および最高ランクの『ZEB』認証の取得を予定している。

<「三井ショッピングパーク ららぽーと新三郷」の各種クーポン類>
20250402mflp7 - 三井不動産/都心から1時間以内の三郷IC近接地に4.68万m2の物流施設を着工

雇用確保で特徴的なことは、同社グループが運営する商業施設「三井ショッピングパーク ららぽーと新三郷」に近接しているため、「MFLP 三郷」の従業員への各種クーポンの配布やコーポレート割引を検討していることだ。「ららぽーと新三郷」との連携により、さらなる雇用の確保と雇用の定着に寄与するサービスを提供する。

<広域図(左)と詳細図(右)>
20250402mflp8 - 三井不動産/都心から1時間以内の三郷IC近接地に4.68万m2の物流施設を着工

■施設概要
名称:三井不動産ロジスティクスパーク三郷(MFLP三郷)
所在:埼玉県三郷市彦糸二丁目、彦音二丁目、彦成二丁目
敷地面積:約2万405m2
延床面積:約4万6820m2
規模・構造:地上4階建て・S造
施工者:錢高・川口土建特定建設共同企業体
着工:2025年4月1日
竣工:2026 年10月末(予定)

三井不動産/MFLP船橋にて地域交流イベント開催、5000名で賑わう

関連記事

物流施設に関する最新ニュース

最新ニュース