日本郵便は2025年7月下旬より、アパホテルが展開するホテルのチェックイン端末にて「郵便番号・デジタルアドレスAPI」が導入されたと発表した。
＜アパホテル＞
導入により、チェックイン時に宿泊者名簿へデジタルアドレスを入力するだけで、住所情報が自動入力されるため、チェックイン時間を短縮できるという。日本NCRビジネスソリューションが提供するチェックイン機での対応を先行して開始する。
「デジタルアドレス」は、「ゆうID」に登録した住所を、7ケタの英数字に変換するサービス。郵便番号で示す情報よりも詳細な住所を、簡易な7ケタの英数字で表記できるようになる。住所入力の簡略化や、各種サービスの利便性向上を目的とするものだ。
なおアパホテルは、「Time is Life（時は命なり）」のコンセプトを掲げており、顧客の時間を大切にする施策として、デジタルアドレス導入に至った。今後は、ほかの各種システムへの対応を順次進めていくとしている。
GMOメイクショップ／日本郵便のデジタルアドレスを業界初導入
