伊藤園は12月4日、緑茶飲料と緑茶リーフ製品の一部、ならびに野菜・果実飲料製品の一部について、希望小売価格と出荷価格を、2026年3月1日から改定すると発表した。
緑茶飲料71品の希望小売価格を+5.0〜25.0%、緑茶リーフ製品(ティーバッグ茶・顆粒茶)26品の希望小売価格を+10.0〜33.3%、野菜・果実飲料41品の希望小売価格を+5.3〜14.3%、それぞれ改定する。
オープン価格の製品については、出荷価格を同改定率分改定する。
同社の主要ブランドの原材料である茶原料や野菜・果実原料が供給不足により高値で推移しており、物流費・人件費など社会・業界全体でコスト上昇が継続していることから、企業努力のみで安定的な供給を維持することが困難な状況だと判断した。
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