物流ニュース(LNEWS)は2026年1月28日、オンラインセミナー「物流維新2026 経営的視点で考える物流」を開催する。

サプライチェーンの強靭性や高度化が求められる今、物流はもはや経営戦略の中核に位置づけられるべき存在となっている。
こうした流れを受け、2024年4月には改正法案「流通業務総合効率化法」が成立し、一定規模以上の特定荷主事業者に対して 物流統括管理者(CLO)の選任が義務付けられた。そして今、その施行も目前に迫っている。
セミナーでは、「経営的視点で考える物流」をテーマに、物流をオペレーションから企業価値を高める経営資源へと転換する視点を共有し、経営と現場をつなぐ新しいロジスティクスの可能性を考える。
■開催概要
開催:2026年1月28日(水)13:30~15:40(予定)
参加費:無料(要事前申込)
定員:200名
主催:物流ニュース(LNEWS)
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■プログラム(予定※)
13:30~13:55…花王
13:55~14:20…シーネット
14:20~14:45…日本電気(NEC)
14:45~14:50…休憩
14:50~15:15…本田技研工業
15:15~15:40…日立製作所
※時間は講演により大きく前後する可能性有
■講演概要(予定)
[花王]
経営視点で取組む「花王の物流革新」(仮)
ロジスティクス部門
執行役員 部門統括 、CLO(物流統括管理者)
森 信介氏
≪概要≫
メーカーであり卸しであり、かつ自社物流を擁する花王であるからこその物流革新事例を通じて、物流を単なる効率化やコスト削減ではなく、
経営の意思を持って戦略資産としてとらえていく重要性をお話します。
拠点・在庫・チャネル戦略、3PL判断、輸配送最適化、共同輸配送、需要予測などのデジタル化、モーダルシフト脱炭素などの具体的事例と、
サプライチェーン全体の最適化をご紹介し、その結果が資本の効率化=ROIC改善に資すること、すなわち花王の物流革新は、明確に経営の意思決定に
繋がっていることをご説明します。
[シーネット]
CLO時代のWMS戦略~現場と経営をつなぐ基盤とは
シーネット
執行役員 営業管掌・営業支援部 部長
シーネットグループ
執行役員・海外推進部 部長
鈴木 喬氏
≪概要≫
シーネットは、現場力と経営の意思決定をつなぐ基盤としてのWMSの重要性をお伝えします
CLO時代に求められるのは、勘や根性論ではなく、WMSや周辺システムから得られるデータを基に、在庫・リードタイム・人件費を一体でマネジメントする力です。
本講演では、経営判断の中核を担うWMSの役割を明確にし、経営層が押さえるべきポイントに加え、AI活用や配車システム連携による効果をご紹介します。
[日本電気(NEC)]
もう、今までの物流ではいられない。物流の4つのPで経営効率向上へ
ロジスティクスソリューション統括部
上席プロフェッショナル
大久保 聡氏
≪概要≫
多重下請構造是正、物流費の適性化、そして物流統括管理者(CLO)の義務化など、今、日本の物流はかつてないほどの大きな転換点に差し迫っています。
本セミナーでは、物流を単なるコストではなく戦略的資産と捉え、経営効率向上に貢献するための「物流の4つのP」について説明します。
共感を生み出すPurpose(目的)。横断する組織を束ねるPeople(人)。試行錯誤を行うPractice(実践)。そして、土台となるPlatform(基盤)。
この4つのPを戦略的に活用し、貴社の物流を「守り」から「攻め」へと変革。
経営層、物流・SCM部門の皆様へ、NECの取組みと実践知をベースに明日への一歩を踏み出すためのポイントをお話します。
[本田技研工業]
CLOを支えるスタッフの動き方(仮)
サプライチェーン購買本部 生販物流・間接材統括部 二輪・パワープロダクツ生販物流部
部長
永野 岳人氏
≪概要≫
一般的に語られるCLO(最高物流責任者)の理想像は、全社を俯瞰する「スーパーマン」のような存在です。
しかし、現実の組織において、それほど強力な権限や広範な知見を兼ね備えた役員・部門は稀と言わざるを得ません。
本来、CLOを機能させるのは、その背後で支えるスタッフ組織の力です。本講演では、「コストセンター」と見なされてきた物流部門がいかにしてCLOを支える戦略組織へと
変貌を遂げるべきかを考察します。
権限の設計、必要な人材ポートフォリオ、そして生販在のサプライチェーンを統合管理するための現実的なステップについて、現場の視点から紐解きます。
[日立製作所]
改正物流効率化法へのアプローチ
インダストリアルAIビジネスユニット インダストリアル事業統括本部
トータルシームレスソリューション統括本部 TSSコンサルティング本部
SCMロジスティクス部 チーフプロジェクトマネージャ
松井 邦彦 氏
≪概要≫
改正物流効率化法の施行により、特定荷主企業にはCLO(物流統括責任者)の設置と、サプライチェーン全体の変革、さらには「資本コストを意識した経営」への貢献が
求められています。本講演では、部門単位で進めてきた個別最適から脱却し、生産・販売・物流をサイバー空間上でデータ連携することで、「生販物一気通貫」による
サプライチェーン全体の最適化を目指すアプローチを解説します。また、ROIC向上に寄与するSCM改革の本質について、製造業の最新事例や、AIを活用した自動発注による
在庫最適化、配送最適化など具体的なソリューションを通じて、次世代の物流戦略をご紹介します。
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