佐川急便は8月19日、大阪府箕面市と地域社会の活性化と市民サービスの向上を目的とした「地域の活性化を図る取組等に関する包括連携協定」と「災害時における物資の受入れ及び配送等に関する協定」を、同18日付で締結したと発表した。
＜（左から） 箕面市の上島 一彦 市長 、佐川急便 関西支店の谷本 信幸 支店長＞
佐川急便は地域経済の活性化や持続可能な社会の実現に向けた活動の一環として、官民一体となって地域課題に取り組む「SAGAWA タウンサポート」を全国の自治体へ展開している。
この取り組みでは、観光やビジネス客の利便性を目的とした「手ぶら観光」や、交通インフラの維持・物流の効率化・環境負荷低減に効果が見込まれる「貨客混載事業」等を促進。また、子どもや高齢者の見守り活動や、災害時における物資の輸送支援等、地域の安全・安心に資する活動も行っている。
協定の締結を契機に、佐川急便は箕面市との連携を一層強化し、多様なサービスの創出や地域活性化、安心・安全で持続可能なまちづくりを目指して取り組みを進めていくとしている。
なお、「地域の活性化を図る取組等に関する包括連携協定」の主な内容は、「地域防災と安心・安全に関すること」「観光振興および観光情報の発信に関すること」「健康増進に関すること」「高齢者・障がい者支援に関すること」「子ども・青少年の育成に関すること」「まちづくりに関すること」「環境保全の推進に関すること」「その他地域社会の活性化、市民サービスの向上に関すること」。
「災害時における物資の受入れ及び配送等に関する協定」は、大規模災害発生時に箕面市において支援物資の受入れや配送等が困難となる場合、佐川急便とその協力会社が所有する倉庫の提供、支援物資の管理及び避難所への配送等の災害支援について定めたもの。
