NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)は10月8日、グループ会社のNX国際物流(NX中国)が、9月6日に北京物資学院で14回目となる大学寄付講座を実施したと発表した。
北京物資学院は1980年に設立され、9学部、28学科を持つ物流と流通を特色とする大学で、現在約8000 人の学生が学んでいる。
その学部の一つである物流学院は2006年に設立され、充実した教育設備と恵まれた研究環境を備える中国国内屈指の物流専門の学部。
NX中国は、2012年に北京物資学院と戦略合作意向書を締結し、NX奨学金の設立や寄付講座の開催など産学連携の取り組みを続けてきた。
寄付講座では、下小野田社長が講師を務め、NXグループの紹介や、サステナビリティ経営について具体的な取組を交えて講義。
9月から始まった新学年の第1週目に実施された今回の講義には、約90人の学生が参加。広義の最後には質疑応答の時間が設けられ、NXグループの環境保護や省エネルギーへの取組について多くの質問や意見交換が行われた。
NXグループは、物流業界で活躍できる人財の育成の一助となるべく、今後も東アジアリージョンでの社会貢献活動に積極的に取り組んでいくとしている。