関通が10月11日に発表した2025年2月期第2四半期(中間期)決算によると、売上高75億7900万円(前年同期比34.9%増)、営業利益9900万円(39.3%減)、経常利益7800万円(51.8%減)、親会社に帰属する当期純利益は4900万円(56.8%減)となった。
主力の物流サービス事業に関しては、売上高71億9871万4000円(35.9%増)、セグメント損失は3680万3000円(前年同期は5091万8000円の利益)。
EC・通販物流支援サービスを中心に、品質と生産性の向上に取り組んだほか、国内の賃金上昇の影響を受け、前期拡大した倉庫内で作業する人員のコストに対応するため、顧客と密に価格交渉するなどして利益率改善に取り組んだ。
また、ITオートメーション事業では、倉庫管理システムの大規模案件の交渉が増加するなど新規顧客獲得は堅調に推移。売上高3億3119万7000円(23.2%増)、セグメント利益1億6172万8000円(43.0%増)となった。
通期は、売上高158億7100万円(32.9%増)、営業利益5億4200万円(32.3%増)、経常利益5億2200万円(28.7%増)、親会社に帰属する当期純利益3億5200万円(609.8%増)を見込んでいる。
日本コンセプト 決算/1~6月の売上高3.7%減、営業利益25.0%減