日本ロジスティクスシステム協会(JILS)は2026年1月21日、「サプライチェーン構造改革セミナー」をオンライン開催する。
需要の多様化や供給網のグローバル化が進展する中、SCM(サプライチェーンマネジメント)の重要性は高まっているが、戦略的なアプローチの不足により、SCMがビジネスモデルにうまく組み込まれていない企業も少なくないとされる。
JILSは、「高度化するサプライチェーンを企画、設計、管理できる人材として、部門や組織の壁を越えてトップマネジメントを巻き込みながら戦略的なサプライチェーンを構築できる人材が強く求められている」と前提。
セミナーは、SCMの基本的な考え方からSCM改革の進め方までを幅広く学習し、事例を交えた実践的な研修を行うものとして実施する。
■開催概要
日時:1月21日(水)10:00~17:00
形式:オンライン(Zoomを予定)
参加費:JILS会員3万8500円(税込)、JILS会員外5万5000円(税込)
■講師
日本能率協会コンサルティング
dXコンサルティング事業本部 サプライチェーン革新ユニット
チーフ・コンサルタント
刈谷 優孝氏
■内容
SCM基礎
1.SCMとは、SCMの必要性
演習:サプライチェーンマップの作成
グループディスカッション:自社のサプライチェーンの紹介
2.SCM改革のポイント
演習:自社のSCM課題抽出(Before)
3.SCMとキャッシュ・フロー
演習:キャッシュ・フロー計算
在庫管理
1.在庫の役割と区分
演習:流動在庫計算/安全在庫計算
2.在庫適正化の進め方
SCM改革
1.SCMの理論と戦略
2.S&OP
演習:自社のSCM課題抽出(After)
グループディスカッション:自社のSCM課題の共有
