SGホールディングス（SGHD）は12月25日、SGH防災サポート財団が内閣府より公益財団法人の認定を受けたことを発表した。これにより12月24日付で、SGH防災サポート財団は、公益財団法人SGH防災サポート財団へ移行した。
＜東大阪の備蓄品倉庫＞
SGH防災サポート財団は、これまでSGHDグループが培ってきた災害支援のノウハウを生かし、政府と民間企業をつなぐ災害時の物流支援の機能を持つ永続的かつ機動的な支援の枠組みの構築を目的に、SGホールディングスにより設立された。
設立以降、同財団は、政府と緊密に連携して迅速なサポートと支援体制を強化するため、2025年4月14日付で「プッシュ型支援物資に関する業務連携協定」を、医療支援体制の整備に向けて2025年12月18日付で「船舶活用医療のための資器材等に関する業務連携協定」をそれぞれ内閣府と締結している。
＜段ボールベッドや貯水タンクなどの備蓄品を保管＞
今回の公益認定申請は、内閣府との協定や社会的要請の高い取り組みを進めるなかで、上記活動を一過性の支援にとどめず、公共性・透明性・信頼性を備えた社会インフラとして持続的に発展させる必要があると考えた結果だという。
公益財団法人としての認定を受け、同財団は政府・自治体・民間企業との連携を一層強化し、産学官民が一体となった新たな防災・減災モデルの確立に取り組んでいくとしている。
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