明治ホールディングスは11月19日、市乳事業の強化策の一環として愛知県稲沢市に新工場を建設すると発表した。
2013年4月に着工し、2014年9月以降に順次生産を開始する。生産能力は、現在の愛知工場と比較して約1.5倍となる。
新工場は、牛乳、ヨーグルト、乳飲料や宅配商品などを製造する東海地区の市乳基幹工場として位置づけている。製造棟には、高能力でコンパクトな製造設備を効率的に配置し、生産性と生産能力の向上を図る。
高品質で安全な製品を製造することで新しいモノづくりを追求するとともに、事業の競争力強化を図っていく。なお、新工場稼動に伴い、現在の愛知工場は、2014年12月末に生産中止とする予定。
■新工場の概要
新工場建設予定地:愛知県稲沢市平和町
延べ床面積:約2万7800㎡
生産品目:牛乳、ヨーグルト、乳飲料、宅配商品など
生産能力:約11万3000kl/年
投資額(建物及び設備計):115億円
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