アルプス物流が1月30日に発表した2013年3月期第3四半期の業績は、売上高544億1600万円(前年同期比3.6%増)、営業利益30億2800万円(5.4%増)、経常利益30億7300万円(6.2%増)、当期利益19億900万円(41.3%増)となった。
電子部品物流事業は、グローバル拡販活動の推進に、韓国など新拠点の売上増も加わり、国内外で売上を拡大した。売上高は254億9400万円(3.3%増)、営業利益は21億9600万円(0.8%増)となった。
消費物流事業は、顧客の物流再編や合理化の進展に伴い取扱貨物量が伸び悩む中で、事業方針である「新しいビジネスモデル」確立に向けての体制整備や、新規顧客の開拓を進めてきた。
第3四半期連結累計期間においては、食材需要の高まる年末に掛けて月次売上高が初めて20億円台を達成するなど、着実に売上高を拡大した。
消費物流事業の売上高は175億9600万円(5.0%増)、営業利益は4億4700万円(12.3%増)だった。
通期は、売上高720億円(2.5%増)、営業利益40億円(7.8%減)、経常利益39億2000万円(0.3%増)、当期利益19億7000万円(5.0%増)の見通し。