三菱商事は4月7日、上組と共同でスペイン・バレンシア港のコンテナターミナル運営事業に参画すると発表した。
両社は、スペイン・バレンシア港コンテナターミナルを運営するTCV Stevedoring Company S.A.(TCV社)の発行済み株式25%を、Grup Maritim TCB, S.L.(GMTCB社)から取得した。
三菱商事は、GMTCB社との戦略的提携により、初めて本格的なコンテナターミナル事業に進出する。
コンテナターミナル事業を成長性の高い事業分野と位置付け、GMTCB社とアジアやアフリカ、中南米の新興国を中心にグローバルに協業を推進することで、引き続き、インフラ事業への取り組みを強化していく。
■TCV社とTCVコンテナターミナル概要
所在地:スペイン/バレンシア
設立:1998年
事業内容:コンテナターミナル運営事業及びターミナルに付随する関連輸送サービス
ターミナル:最大水深16m、バース1,675m、ガントリークレーン10基
従業員数:111名(2012年末時点)
年間取扱量:約70万TEU(2013年実績)