三菱ふそうトラック・バスは6月23日、ダイムラー・トラック・アジアとして協業を行うDICV社オラガダム工場で生産した、FUSOブランドの中・大型トラックを、中南米のトリニダード・トバゴ共和国と、アジアの成長市場であるカンボジア王国で販売を開始したと発表した。
トリニダード・トバゴ共和国への中・大型トラックの投入は、FUSOブランド車として初の中南米市場への展開となる。今回の中南米への初の導入を機に、今後更に中南米各国への車両展開を行う。
現地販売店のダイヤモンドモータース社で行われた発表会では、100人以上の顧客や政府関係者を前に中型トラック「FA」、「FI」と大型トラック「FJ」が披露された。現地発表会ではFUSOブランド車の品質や車両の仕上がりに対し、高い評価を得た。
アジア市場では、カンボジアへ中型トラック「FA」、「FI」と大型トラック「FJ」。新たにFUSOブランド車をラインナップに追加することにより、MFTBCの更なるシェアの拡大を目指す。
今回の導入は、FUSOブランドの左ハンドル仕様車の輸出第一弾となる。第二弾として近日中にラオス人民共和国に大型トラック「FJ」を導入する。
今後左ハンドル市場に向けても、FUSOブランド車の世界展開を強化する。