共栄タンカーが2月5日発表した2016年3月期第3四半期業績によると、売上高90億2600万円(前年同期比6.3%減)、営業利益11億7900万円(19.1%減)、経常利益5億2300万円(46.2%減)、当期損失9億6300万円(前期は3億400万円の当期利益)となった。
現在建造中の新造船3隻の内LPG船ならびにばら積船各1隻がグループの船隊に加わるなど、経営基盤の強化と拡大に取り組んでいる。一方、ばら積船市況が依然として低水準で推移していることなどから、市況に比べ割高となっていたばら積船1隻の今後の市況リスクを回避するため、その定期用船契約の期限前解約を行い用船契約解約違約金を特別損失に計上した。
通期は、売上高124億円、営業利益18億5000万円、経常利益9億5000万円、当期利益8億5000万円の見通し。