日本郵政グループは3月10日、ローソンとNTTグループと締結した協定に基づき、合同防災訓練を実施したと発表した。
<ローソンの救援物資、日本郵政グループの備蓄を代々木郵便局へ搬入>
ローソンとの取組では、日本郵政、日本郵便は、首都直下地震が発生した数日後、郵便局等で備蓄している食料等が不足し、日本郵政グループ各社の事業継続に影響が出たことを想定し、ローソンの救援物資を配送センターから代々木郵便局へ搬入する合同訓練を実施した。
NTTドコモとの取組では、日本郵政及び日本郵便は、NTTドコモの基地局が被災したことを想定し、 代々木郵便局に移動基地局車を派遣して地域の通信網を確保する合同訓練を実施した。
NTTドコモが被災地で被災者へ貸し出す通信機器を 日本郵便の輸送網を使って保管倉庫から被災地へ送るための訓練を実施した。
日本郵政は、NTTドコモと同協定に基づく被災者支援活動の一環として、 NTTドコモの災害対応充電器(マルチチャージャ)を全国のかんぽの宿へ事前配備を取り組んでいる。