日野自動車は9月26日、2019年夏発売予定の大型ハイブリッドトラック「日野プロフィア ハイブリッド」のラインナップに、同モデルに新搭載するハイブリッドシステムを活用した電動冷凍車「日野プロフィアCOOLHybrid」を加えると発表した。
日野プロフィアCOOLHybridは、2014年に発売した同名車種のモデルチェンジ版。
大型トラック用に新開発したハイブリッドシステムを使うことで、バッテリー容量(1.9kWh→11kWh)とモーター出力(36kW→90kW)を増大し、冷凍性能を向上させた。
エンジン停止後、2時間(外気温35℃、庫内設定温度マイナス18℃(低温)で使用した場合)の冷凍機駆動のための電力供給が可能なほか、冷却能力の向上で、予冷時間を90分(外気35℃、庫内マイナス20℃到達時間)短縮できる。
また、社内試験で、現行モデルと比較して1割の燃費向上を実現した。
電動冷凍機メーカーはデンソーと三菱重工業で、日野プロフィア ハイブリッドの全車型で展開する。