明治は2月4日、市乳部門商品(牛乳・ヨーグルト等)の価格改定を4月1日実施分から実施すると発表した。
現在、飼料価格の高騰などに伴い、生乳生産コストは上昇傾向にあり、国内生乳生産者の経営は厳しい状況が続いている。
人手不足による人件費や物流費に加え、海外乳原料や果肉、包材などの原材料価格が高騰しており、各コストの上昇は今後もこの傾向が続くものと予想されていることから、価格改定となったもの。
対象商品は、牛乳、ヨーグルト、乳飲料等の市乳部門商品、計111品。改定率は、牛乳がメーカー出荷価格1.5%~3.5%、宅配専用商品がメーカー出荷価格で2.7%~4.6%、その他飲料・クリームがメーカー希望小売価格を1.4%~4.5%、ヨーグルトのメーカー希望小売価格は2.3%~4.7%、とそれぞれ値上げとなる。