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マニュジスティックス/企業利益を最大化する新ソリューションEPOを夏に発売

2001年06月11日/未分類

マニュジスティックス・ジャパン株式会社(東京都渋谷区、リチャード F. バーグマン社長)は、 Enterprise Profit OptimizationTM(EPO:利益最大化) という新分野のソリューションについて発表し、今夏には、SCMとPROを統合した初のEPO ソリューションをグローバル市場に向けて本格発売する予定だ。
今後のエンタープライズ・マネジメントの世界で次期トレンドになると見られるEPO の分野をリードしていくロードマップを示した。
EPOは、企業が供給サイド、需要サイド、双方の機能を同時に最適化して収益を上げることで、 サプライチェーン・マネジメント(SCM)のコスト削減能力と、革新的なPricing and Revenue Optimization (PRO:価格・収益最適化)ソリューション(注)の収益増強力を組み合わせることにより、EPO 技術が可能になった。
SCMは、供給サイドで、商品とサービスの設計、調達、製造、保管、輸送、マーケティング、販売を最適化するほか、 トレーディング・パートナー同士をWebを介してつなぎ、高い価値をもつマーケットプレイスを構築する。需要サイドは、 PROが市場をセグメントに区分し、ある顧客セグメントがどのような商品・サービスに対して購買意欲が高いかを見極め、 その上で、各製品の価格と在庫状況をセグメントごとに最適化する。
EPOを活用するユーザーは、価格設定、需要予測、オペレーションのプランニングおよび実行に関する情報を統合し、 企業全体の収益レベルを向上させることが可能になる。
製造業関連アプリケーションを専門とする米国のリサーチ会社、AMR Researchの報告では、こうしたソリューションを活用することにより、 米国の製造業だけで年間最高950億ドルもの営業利益の増収が可能であると予測し、EPO は「コストと収益の最適化を可能にする、新たな領域への大きな一歩」と位置付けている。
AMR Researchではさらに、「しかしながら、需要予測ツールに関して、製造業における生産能力計画機能と、価格管理、 プロモーション管理、収益管理という機能が実際に組み合わされることはほとんどなく、問題は利益をあげることであり、 EPOの目的はパッケージ化されたソフトウェアを駆使して、これら2つの考えを調和させることである。 そこで得られるものは、追求するに値する」と続けてる。
リチャード F. バーグマン社長は 次のように語ってる。「EPOはバリューチェーン上で今まで別個に存在していた要素を効率的で収益性の高い強力なエンジンへ 統合することができるので、先行するERPやCRMの場合と同様、重要なテクノロジーのひとつになると見ています。 私たちは、当社の定評ある導入実績、サプライチェーン・マネジメントやPROソリューション群、 そして多くの業界にわたる深い専門知識を活かした革新的なEPOソリューションに対する需要の急増に応えるべく、 積極的に行動を起こしています。日本においても、このソリューションの普及・販売活動を今期の最重要課題として取り組んでいく。」
同社のEPOソリューションにより、 企業は以下の点を実施できるようになる。
ターゲットとするプロモーション機会を識別し、予想される結果を需要予測や供給計画に組み込み、プロモーションの価格と計画を統合。
コスト、競合の価格設定、顧客の価格に対する敏感度、製品の在庫状況に関する最新情報を反映した価格を確立することにより、収益性のあるオーダー充足を実現。
利益と販売数量目標に基づいてプロモーション効果を最適化。
コストの最小化とオペレーション効率の大幅改善を実施しつつ、製品ライフサイクル全段階において利益を最大化。
EPOソリューションは、また、企業が業務を迅速化し、変化する顧客ニーズや市場動向に即応できるよう支援する。

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