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港湾物流情報システム協会/Web-POLINETスタート

2001年06月21日/未分類

(社)港湾物流情報システム協会は6月19日、“Web-POLINET”ユーザー用「オフライン入力支援ソフト」の開発をこのほど終え、低価格でリリースした。
同協会は、国際標準「UN/EDIFACT:国連/行政、商業、運輸のための電子データ交換」もサポートする港湾物流情報ネットワークシステム「POLINET」を運営・管理しているが、インターネットでの利用促進に伴って、POLINETをブラウザで利用できるWebEDIのシステムの開発を進めてきた。
Web-POLINETはブラウザ上で、同協会に利用申込手続を済ますことにより利用開始でき、特に社内システムを持たない、少量のデータ件数を有する事業者には最適のEDIツールとなっている。
Web-POLINETの入力方法は、EDIセンターのWebサーバにアクセスしてD/R入力画面に直接入力する方法のみでしたが、今回リリースするオフライン入力支援ソフトを利用して効率的に入力作業を行う道が開けた。
オフライン入力支援ソフトを利用すると、EDIセンターにアクセスしないで、ユーザーPC側でD/Rデータを予め入力、チェック確認して“Web-POLINET”用送信ファイルを作成でき、“Web-POLINET”のアップロード機能によりを簡単に送信できるほか、いくつかの便利な機能を備えている。
なお、本ソフトの利用は、“Web-POLINET”ユーザーに限られており、利用希望者は協会に申込み、“Web-POLINET”利用申込・登録を済ませておくことが必要。
【オフライン入力支援ソフトの便利な機能】
1.センターのWebサーバーとの接続時間が短縮でき、通信コストが節減できる。
2.入力途中のデータを保存し、あとでデータを呼び出して入力作業を継続できる。
3.入力データのチェック機能により誤入力が防止できる。
4.ユーザーはセンターからコードマスターを自分のパソコンにダウンロードし、このマスターからコードを容易に検索出来る。また、コードを手入力しないでコードマスターのコードを選択して入力出来る。
5.S/I No.だけでなく“インボイスNo.”“Consignee”“Shipper”“仕向地”等の検索キーをもとに作成保存ファイルを抽出し、特定ファイルを選定して再利用できる。
6.本ソフトで送信用ファイルを作成したら、本ソフトの画面から「Web接続」を選択して、“Web-POLINET”のアップロード機能を使って容易に送信出来ます。Webの機能的制約により、ファイル送信は、D/R単位です。
【オフライン入力支援ソフトの対象情報種別】
第1フェーズでは“D/R(S/A)情報”のみを対象情報種別として扱います。今後、Web-POLINETの対象情報種別の拡張に応じて、バージョンアップし、順次対象範囲を広げていく予定。
【オフライン入力支援ソフトの頒布価格】
同一事業所で購入するソフトが1つのとき:30 000円/ソフト
同一事業所で購入するソフトが複数のとき:1本目のソフト:30 000円/ソフト、2本目以降のソフト:20 000円/ソフト

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