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NEC/資生堂の新POSシステムを受注・構築~システム構築に加え、POS端末に関する総合的なサービスを提供~

2001年07月12日/未分類

NEC(NECソリューションズ)は、(株)資生堂から、「資生堂チェインストア」に導入されるPOSシステムを受注し、資生堂の情報システム子会社である資生堂情報ネットワーク(株)(東京都目黒区、鈴木利明社長)と共同で構築した。
新システムは、「資生堂チェインストア」約1万5千店に設置するPOS端末「Partner21」から入力された単品別売上数量データを、NECのインターネットサービス「BIGLOBE」を利用して集約し、一元的に管理することにより、営業活動や生産計画の立案に活用するもの。
NECでは、システム構築に加え、「資生堂チェインストア」に対する「Partner21」の導入や教育、保守、ヘルプデスクなどのサービスを総合的に提供する。
資生堂では、今回のシステム導入により、質の高いOne to Oneの営業活動や売上データに基づいた生産計画の立案が可能となり、売上拡大、在庫の圧縮、販売機会ロスの低減を実現する。これらを通じ、「SHISEIDO」ブランドの価値高揚と、お客様へのサービスの向上を図る。
新システムは、本年4月から「Partner21」の導入を開始し、9月に展開を完了する計画であり、主な特長は以下の通り。
1.約1万5千台のPOS端末を導入
NECが納入する約1万5千台のPOS端末「TWINPOS2500」を、資生堂が「資生堂チェインストア」に対し「Partner21」の名称で無償貸与。
「Partner21」に入力された「資生堂チェインストア」ごとの単品別売上数量データを、NECのインターネットサービス「BIGLOBE」を利用して集約し、一元的に管理。
これにより、お客様のお買上げデータに基づく、店毎の質の高くかつスピーディーな提案営業の展開による売上拡大や、正確なデータに基づいた生産計画の立案による在庫を圧縮、欠品による販売機会のロスの低減が期待できる。
2.システム運用をNECが受託
NECは、「NECアウトソーシング茨城センター」にUNIXサーバ「NX7000」を7台設置し、データ集配信業務やネットワーク管理などのシステム運用を代行し、効率的かつ信頼性の高いシステム運用を行なう。
3.POS端末に関するサービスをNECが総合的に提供
「資生堂チェインストア」に対する「Partner21」の導入や教育、保守、ヘルプデスクなどのサービスをNECが総合的に提供。
NECは、POS端末の導入申込の受付や障害受付、問い合わせ対応、機器の資産管理などを行なうヘルプデスク「資生堂POSサポートセンター」を30名体制で設置。
また、POS端末を効率的に導入するため、NECフィールディング(東京都港区、鳥居高志社長)のカスタマーエンジニア400人体制を資生堂向けに構築し、「資生堂チェインストア」でのPOS端末の設置作業や操作教育を行う。これにより、約1万5千台の「Partner21」を6ヶ月という短期間で導入する。
NECは、システム構築にあたり、コンビニエンスストアをはじめとする多数の拠点に対する短期間でのシステム導入実績、金融機関をはじめとする様々な業種における基幹業務システムやミッションクリティカルシステムのアウトソーシング実績、運用保守サポートの提供実績など、NECの有するソリューション力やこれまでの実績を総合的に活用する。

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