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カゴメとハインツ/グローバルな戦略提携契約を締結

2001年07月29日/未分類

カゴメ(株)とH.J.ハインツ カンパニー(米国ペンシルバニア州ピッツバーグ、 ウィリアム・R・ジョンソン社長)は、グローバルな戦略提携契約を結んだ。
戦略提携は両社のあらゆる事業活動と世界市場を視野に入れ、長期的な観点から相互メリットを追求するもの。
野菜系飲料の加工・開発技術と日本国内における強力な販売網を有するカゴメと、世界各国に幅広い販売網を展開する米国最大級の食品メーカーであるハインツが、その経営資源を相互に有効活用し世界的規模での事業の成長と拡大及び収益の向上を目指す。
今後、両社は以下の3つのプロジェクトに着手します。
1.北米における野菜系飲料の市場性共同研究
カゴメの日本での主力商品である野菜系飲料についての市場性を両社共同で調査。カゴメの野菜系飲料技術と商品性が欧米の大市場で受け入れられるかどうかの試金石となる。
2.ハインツ日本株式会社への経営協力
カゴメはハインツの日本市場における事業展開を最大化するために協力する。
その一環として、ハインツの100%子会社であるハインツ日本(株)に対して人材派遣による経営協力を行う。
具体的には、カゴメの代表取締役専務 蟹江雅彦氏がハインツ日本の代表取締役社長に就任。蟹江雅彦氏は、ハインツのアジア地域事業責任者でもあるクローショー会長のもと、日本市場での事業運営責任者としてハインツ日本の経営にあたる。
さらに、カゴメより執行役員2名がハインツ日本の執行役員4名に加わり、販売や生産、品質保証、物流、調達等の分野で2社のシナジーを追求、実現を図る。
3.その他の事業機会
カゴメとハインツは日本や北米以外の市場においても協力して事業拡大を目指す。
資本関係は長期的な提携のシンボルとして検討している。カゴメは2002年1月31日までにカゴメの株式の5%にあたる第三者割当増資をハインツに対して行う準備をしている。
資本提携について両者の合意が得られた場合、ハインツはカゴメの株式を取得し、カゴメは同額相当のハインツ日本の株式を取得する見通し。

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