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NTTコミュニケーションズ、日本オラクル/電子認証、与信、決済、物流等のアウトソーシングサービス「BLADE」とビジネスプロセス連携を実現する「Oracle E-Business Hub」の共同展開

2001年08月02日/未分類

NTTコミュニケーションズ(株)と日本オラクル(株)は、取引の安全性を確保する高度な認証プラットフォームをベースとした企業間電子商取引システムの構築支援を共同で展開していくことについて合意した。
インターネットを活用した企業間電子商取引は、単なる受発注データ交換という段階を越え、マーケットプレイス、サプライチェーン、設計開発、電子調達等のビジネスプロセスを共有する統合環境に向かっています。ビジネスプロセスの全域にわたる共同作業の実現には、取引当事者同士の本人性確認等の安全性の確保が大きな課題となっている。
このような課題を解決するため、両社は電子認証、与信、決済、物流等のマーケットプレイス構築・運営支援のためのアウトソーシングサービスであるNTT Comの「BLADE」と、マーケットプレイス、サプライチェーン、設計開発、電子調達等のビジネスプロセス連携を実現する日本オラクルの「Oracle E-Business Hub」を共同で展開し、企業間電子商取引システムの構築支援を行なっていく。
これにより、本人性証明、取引存在の証明、データ改竄防止等の取引の安全性が確保されたシステム上で企業間電子商取引を行うことが可能となる。
協業内容
1.「BLADE」の認証プラットフォーム上で「Oracle E-Business Hub」によるマーケットプレイス、サプライチェーン、設計開発、電子調達等のビジネスプロセス連携を実現するために両システム間のインターフェース設計・開発を共同で行う。
2.ビジネス企画、営業・プロモーション活動を共同で行う。
NTT Comは、認証プラットフォーム機能及び商取引機能(BLADE)を提供し、システムの構築・運用、データセンター、回線等インフラの提供を行なう。
日本オラクルは、B to Bソリューション製品「Oracle E-Business Hub」、及び電子調達ソリューション製品「Oracle Internet Procurement(*3)」による企業間電子商取引ソリューションの提供、プラットフォーム製品「Oracle9i(*4)」の提供、コンサルティング、サポート等のサービスを行う。
 
本協業は、日本オラクルが推進する企業間電子商取引の実現に求められるサービスやコンテンツを検討、提供するアライアンス「オラクル・エクスチェンジ・パートナー・イニシアティブ・ジャパン(以下OEPI-J*5)」の協業モデルの一つで、今後他のOEPI-J各社とも「Oracle E-Business Hub」を利用した多様なサービスを展開していく予定。
「BLADE」
Eマーケットプレイスを開設・運用するために必要な機能を全て備えた統合型プラットフォームサービス。最新のPKI技術により実現された高度な認証プラットフォームをはじめ、受発注から、代金請求・決済、入出荷処理など、これまでオフラインや個別のシステムで管理されてきた業務を日本の商習慣に合わせてシームレスに行うことが可能。また、「BLADE」の様々なサービスはシングルサインオンによって統合利用が可能であり、サービス毎の独立した利用も可能となっている。
「Oracle E-Business Hub」
B to Bコラボレーションを実現するためのソリューションでユーザー・プロファイルの管理、XMLによるバイヤ・サプライヤ間のデータ交換、電子カタログ管理技術等を備えたプラットフォーム部分のe-Hub機能と、コラボレーションを実現するビジネスプレイスのための、「Exchange Marketplace」、「Supply Chain Hub」、「Product Development Hub」、「Transportation Hub」の4つのアプリケーションから成り立っている。
「Exchange Marketplace」は、オークション、電子カタログ等により調達の効率化、「Supply Chain Hub」は企業間の需給情報を共有しサプライチェーンの効率化、「Product Development Hub」はネットミーティングやCAD情報の共有により設計開発のコラボレーション、「Transportation Hub」は物流手配とサプライチェーン計画の連携をそれぞれ支援する。
Oracle Internet Procurement
日本オラクルが提供する電子調達ソリューション。セルフサービス購買申請機能、申請ワークフロー機能、購買インテリジェンス機能等により、社内ビジネス・プロセスの合理化・効率化を支援し、調達コストの削減を実現する。

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