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NEC/建設業界におけるEDI標準規約「CI-NET LiteS Ver2.0」に対応したEDIツールを発売

2001年09月13日/未分類

NEC(NECソリューションズ)は、建設業界におけるEDI標準規約「CI-NET LiteS」に準拠した業界最低価格のEDIツール「C-TRADE」について、「CI-NET LiteS Ver2.0」に業界で初めて対応することや、契約書管理システムを提供することなどの製品強化を行ない、販売をはじめた。
「CI-NET LiteS」は、建設業界におけるインターネットを活用した円滑な情報交換を図るため、国土交通省などが中心となって策定したEDI標準規約であり、現在急速に普及が進んでいる。また、「CI-NET LiteS Ver2.0」はことし5月に策定されたものであり、従来のEDI化の対象業務であった購買見積業務に加え、設備見積・建築見積・注文・注文請けまでEDI化の対象業務を拡大したも。
「C-TRADE」は、見積から注文・請求までの調達業務におけるインターネットの活用を容易にするとともに、各種業務の効率化を実現するもので、昨年11月の発売以来、業界最低価格の実現。社内業務システムとの連携が可能であることなどが評価され、(株)大林組や前田建設工業(株)などから受注を獲得している。
また、建設業向け積算・見積ソフトを販売しているソフトベンダ7社に対するOEM提供を実施している。
「C-TRADE」の主な製品強化および特長は以下の通り。
「CI-NET LiteS Ver2.0」に業界で初めて対応
建設業界向けのEDIツールとして、業界で初めて「CI-NET LiteS Ver2.0」に対応している。これにより、「CI-NET LiteS」に準拠した設備見積・建築見積・購買見積・注文・注文請けの一貫した業務処理が可能。
契約書管理システムを提供
ことし3月に国土交通省が発表した、「電子契約に関するガイドライン」に対応した契約書管理システムを提供する。これにより、ガイドラインに準拠した電子契約を行なうことが可能。
また、受信したEDIメールを担当部署に自動的に振り分ける機能などを有したWEBベースのオプションソフトを提供する。これにより、社内業務システムとの連携を容易に行なうことが可能。
NECの建設業向け統合会計システム「C-BARX」との連携を実現
「CI-NET LiteS Ver2.0」の対象業務である注文業務において、NECの建設業向け統合会計システム「C-BARX」との連携機能を提供する。これにより、「C-BARX」の利用者は標準で「CI-NET LiteS」に準拠した注文業務を行なうことが可能。
標準価格=9万8000円
NECでは、「C-TRADE」を3年間に1万本の販売を見込んでおり、中小の建設会社や設備工事会社などを対象に、「C-TRADE」の機能をASP方式で提供することを検討している。

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