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デル/日本市場向けデスクトップの生産拠点を中国・厦門(アモイ)の最新工場に集約

2001年09月13日/未分類

デルコンピュータ(株)は、日本市場向けデスクトップの生産拠点を、中国・厦門(アモイ)の最新工場であるCCC(China Customer Center/チャイナ・カスタマー・センター)に集約すると発表した。
2001年9月末より、同社の企業および教育・官公庁向けデスクトップ「OptiPlex(オプティプレックス)」シリーズに加え、新たに個人、SOHO、中小企業向けデスクトップ「Dimension(ディメンション)」シリーズの生産拠点を、従来のマレーシア・ペナン島のアジア工場(APCC: Asia Pacific Customer Center/アジア・パシフィック・カスタマー・センター)からCCCに移管し、同工場での生産を開始する。
デルは、今回の「Dimension」シリーズに先立ち、2001年5月から段階的に、「OptiPlex」シリーズの生産をAPCCからCCCに移管している。CCCにおける「OptiPlex」シリーズの生産は順調に立ち上がっており、APCCでの実績と同レベルの高品質、短納期を達成している。
デルでは、生産・輸送面ともに、CCCから日本向けの十分な製品供給体制を確立できたと考え、今回「Dimension」シリーズの生産もCCCへ移管することで、さらなる効率化を図る。
今後は、デスクトップはCCCで、またノートブック、ワークステーション、サーバおよびストレージ製品はAPCCと、2ヶ所の生産拠点を活用することにより、将来にわたる安定供給体制を確保し、今後も急成長が期待される同社のビジネスを支援する。
デルは、日本で直販ビジネスを開始した1993年以来毎年急成長を続けており、日本市場における2001年第2四半期(5~7月期)の売上の伸びは、対前年比19%増となっている。また、デル全社の中でも最も伸びている地域のひとつである日本/アジア太平洋地域全体も、同期中、出荷台数が40%増、売上も15%増と急伸しており、今後もさらなる成長が期待されている。
そのためデルでは、同地域内で、中国・香港市場向けおよび日本向け一部製品の生産拠点であるCCCと、それ以外のアジア市場および日本向けその他の製品の生産拠点であるAPCCの2つの拠点間で、生産能力・輸送能力をバランスよく再配分することで地域全体の効率を高め、地域全体の供給体制を強化する考え。
CCCは、2000年11月に稼動を開始したデル全社の中でも最新鋭の工場の一つで、高い生産能力を有している。デルは、CCCとAPCCの2ヵ所の日本向け生産拠点をもつことにより、生産能力、ロジスティクス面とも負荷分散を図り、将来にわたって、日本の顧客に高品質な製品を安定した納期で届け、「カスタマー・エクスペリエンス(顧客の満足経験)」のさらなる向上を目指す。

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