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日本ユニシス/グンゼが開始する企業間電子商取引市場のシステムを受託開発

2001年10月01日/未分類

日本ユニシス(株)は、グンゼ(株)が、10月1日より会員向けに提供開始するSCM 構築を支援するBtoBサイト「ぐんぐんマート」のシステムを全面受託開発した。
現在、日本の企業間(BtoB)の電子商取引は急激な成長過程にあり、2003年には68兆円を超える市場になることが予想されている。また、全企業間総取引額に占める同市場の割合も11.2%にまで増加すると見込まれている。
グンゼでは、加工業者(アパレル業者等)、資材生産者(仕入先)の「安価で、高品質の商品情報を開示して欲しい」、「新規取引、販路拡大をしたい」との声に応え、ユーザ毎の1対複数のSCM構築を支援するため、会員制のBtoBサイト「ぐんぐんマート」をインターネット上で提供することになった。
この「ぐんぐんマート」を利用するユーザは、会員登録した後、企業、商品カタログ情報や掲示板、メールサービスなど各種サービスを受けることができる。また、見積依頼/回答、受注/発注、同一単価継続発注(マイオーダー)がインターネット上で行え、業務の効率化が図れる。
日本ユニシスは、電力関連資機材を調達するeマーケットプレイス運営会社『ジャパン・イーマーケット』、三井住友銀行の電子商取引に対応した電子決済処理システム「Banking service for Market Place(バンキング サービス フォー マーケット プレイス)」などに対し、システムインテグレーションと、当社のWebアプリケーション・ホスティングサービス「kiban@asaban」によるシステム基盤構築、システム運用サービスを全面的に提供し、Eビジネスの早期立ち上げを支援してきました。当社では、BtoB電子商取引の分野でこれまで培ったEビジネスにおけるシステム構築ノウハウをベースに、各種ソリューションを提供している。
今回、日本ユニシスが全面受託開発したグンゼの会員制BtoBサイト「ぐんぐんマート」は、日本BEA社のアプリケーション・サーバ「WebLogicR ServerTM」により開発を行った。
同サーバを採用したことにより、実質3ヵ月という短期間で「ぐんぐんマート」の全機能の開発を完了した。また、システム基盤に当社「kiban@asaban」を採用したことも、同BtoBサイトの早期立ち上げ実現の要因となっている。
「ぐんぐんマート」は、サービス開始後もシステム運用を全面的に日本ユニシスが請け負い、グンゼでは、システム運用を当社に委ねることで大幅なコスト削減が可能になる。
グンゼの会員制BtoBサイト「ぐんぐんマート」の特徴と、同サービスを利用する会員のメリットは以下のとおりです。
1. 基本サービス
(1) 会員情報閲覧/商品カタログ情報閲覧サービス
会員登録したユーザは、同サービスを会員同士における企業宣伝の『場』として利用でき、販路を拡大することができる。
また、会員情報、商品カタログは「ぐんぐんマート」の見積書依頼・発行サービスとも連動して使用することができる。
(2) コミュニティ広場
「ぐんぐんマート」会員同士の掲示板を用意しており、新製品情報など情報交換の『場』として利用できる。
(3) 余剰品処分販売サービス
会員の工場内で余剰品が発生した場合、「ぐんぐんマート」内の余剰品処分掲示板に情報を提示し、会員に売却する『場』を提供する。
(4) 個別情報公開掲示板サービス(特別掲示板)
限られた会員にだけ自社の情報を専用掲示板に掲示し、公開できるサービス。同サービスに掲示されている情報については、他の会員を含め一切外部に公開されることは無く、また、データそのものを暗号化しており、安全に利用できる。
2. 特別情報サービス
(1) 見積書依頼/発行サービス
買い手企業は会員情報や商品情報を検索し、インターネット上で見積依頼ができる。また、売り手企業は買い手企業からの見積依頼に対してインターネット上で見積回答ができる。
(2) 発注サービス
買い手企業は見積回答を受けてインターネット上で売り手企業に商品を発注できる。また見積回答時の単価を保持し、都度発注を行えるマイオーダー発注機能も利用できる。

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