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石川島播磨重工/未来工業向け新型ユニット式立体自動倉庫1号機を受注

2001年10月21日/未分類

石川島播磨重工(IHI)は、未来工業(株)の山形工場(山形県寒河江市)向け新型ユニット式立体自動倉庫(商品名:ラックパックGX)の1号機(2台)を受注した。納入は平成13年10月末の予定。
未来工業は、主に電気設備資材、給排水・ガス設備資材等の製造販売を行なっているが、在庫管理の自動化・保管効率アップを目的として自動倉庫の導入を検討してきた。
その結果、初めて操作を行なう作業者にも簡単に扱うことのできる、在庫管理コンピュータマルチブレインを装備したラックパックGXの導入を決定。
ラックパックGXは、ラックパック(当社従来製品)の最新型機で、クレーンの昇降速度:最速毎分30メートル、走行速度:最速毎分120メートルを標準仕様で装備。1棚には1パレットが保管され、1パレット当たり最大1トン迄の積載が可能。
ラックパックGXの特長
1. 高精度制振制御搭載
高精度制振制御(特許申請中)により、クレーン速度の最大化を実現。
2. 省配線システム
シリアル通信により、ケーブルの芯数を大幅に削減。 トロリー通信の採用によりメンテナンス性の向上とコストダウンを実現。
3. レーザー検知の標準化
走行、昇降の位置計測にレーザー距離計を使用。極めて高い位置決め精度(プラスマイナス1㍉メートル)を実現。
4. 保管量が約10%アップ
棚間寸法を10%削減(ラックパック比)することで、同一スペース内での保管量が約10%アップ(ラックパック比)。
5. 業界トップクラスのスピーディーな入出庫作業を実現
サーボモーター駆動の高速フォーク(最速毎分45メートル)搭載で入出庫作業のサイクルタイムが約30%アップ(ラックパック比)。
IHIでは今回の受注を契機として、今後3年間に300台の受注を目標にラックパックGXの拡販を図っていく方針。

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