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日本IBM/BtoBの電子商取引機能を大幅に強化したECソフトウェア新発売

2001年10月25日/未分類

日本IBM(株)は、企業間(BtoB:Business to Business)の電子商取引システム構築用ソフトウエアの最新版『WebSphere Commerce Business Edition V5.1』を発表した。
BtoBからBtoC(企業対消費者)までの、あらゆる電子商取引(EC)機能を統合したJavaTMベースのe-ビジネス・システム構築用ソフトウェア・パッケージ「WebSphere Commerce Suite」を、商品を販売する側(セル・サイド)の企業に特化させる形で設計したもの。
WebSphere Commerce Business Edition V5.1の最大の特長は、見積依頼やワークフロー管理、取引相手との契約、未納注文や分納、返品処理などの複雑な受注手続きについて詳細なスケジュール管理ができるなど、企業間商取引に必要なほとんどの機能を標準で提供している。
もう一つの特長は、リアルタイムの協業(コラボレーション)機能。Lotusのインスタント・メッセージング・ソフトウェア「Sametime」やコラボレーション・ソフトウェア「Quickplace」と連携させて、買い手と売り手がリアルタイムに契約に関する交渉や打ち合わせを行うことができる。例えば、買い手側企業と売り手側のコールセンターが同じWeb画面を共有しながら、契約の詳細を詰めることが可能になる。
また、販売担当者が、契約内容などの修正や価格や契約条件の細かい調整をブラウザから簡単に行える「ビジネス・リレーションシップ管理」機能も追加。
例えば、特定のお客様向けに商品カタログや価格、契約条件をカスタマイズすることも簡単で、「オーダー/在庫管理」機能により、未納注文や返品、分割注文や、発送予定日の変更などにも容易に対応できる。
Ariba社やi2 Technologies社の電子商取引ソリューションとのインターフェースも標準で提供される他、在庫管理や顧客情報といった基幹システムや、各種のBI(Business Intelligence)ツールとの連携機能も備えている。
WebSphere Commerce Business Edition V5.1は、2002年第一四半期から出荷を開始する予定で、開発ツール及びテスト環境を提供する開発者版は、11月30日から出荷開始の予定。
WebSphere Commerce Business Edition V5.1は、 Windows NT(R)、Windows(R) 2000、AIX(R)、Solaris(R)で稼動し、開発者版は、 Windows NT、Windows 2000で稼動する。
なお、WebSphere Commerce Business Edition V5.1及び開発者版の使用料金は、出荷開始までに公表する。

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