METROグループ／関東圏で店舗物件を物色

METROは、丸紅（株）との合弁会社をことし４月に設立し、2002年に首都圏で第一号店舗をオープンの予定で、2003年には、更に3店舗をオープンする予定だが、具体的な出店用地の確保に入っている。
敷地は１５０００㎡で、倉庫型店舗として床面積７０００平方メートルの規模で検討を進めている。
合弁会社概要
会社名　　　　： メトロ・キャッシュ・アンド・キャリー・ジャパン（株）
　　　　　　　　　　（Metro Cash & Carry Japan K.K.）
本社所在地　： 東京都港区赤坂7丁目5番6号
代表者名　　 ： ティノ・ツァイツカ （Mr. Tino ZEISKE）
資本金 　　　 ： 初年度数十億円の予定。
出資比率 ： メトロ80%、丸紅20%
役員構成 ： メトロ4名、丸紅1名、計5名。
メトロが世界で培ってきたC&Cのコンセプトをベースに、日本の顧客のニーズに応えられるように、テーラーメイドの日本仕様を作って行く。品揃えに関しては、レストランやホテル、給食センターといったプロフェッショナルな顧客の為に、生鮮食料品に焦点を当てる予定。店舗の売場面積は約５０００㎡、また顧客に来店頂く為、交通のアクセスが良い場所に立地する。
商品の調達に関しては、生産業者やメーカーからの、直接仕入れを目指し、仕入先との間には、サプライチェーンマネージメントを構築する考え。
メトロの狙いは、次の通り。
１． アジア・太平洋州におけるC&C事業の国際展開を加速する上で、世 界第二位の経済力を誇る日本に進出する。
２． 日本の顧客に、より良いサービス/バリューを提供する為、積極的に日本の市場及び顧客のニーズを学び、メトロのC&Cコンセプトを提供していく。
丸紅の狙いは、次の通りです
１． 食料品の業務用卸の分野へ参入し、同分野における拠点を構築する事により、グループ全体の収益拡大に繋げていく。
２． C&C事業に対し、IT・LTをはじめとするインフラや、店舗建設に係る提案を行う。