LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

シャープ/グリーン調達の本格的世界展開、2002年度中に海外全生産拠点に導入

2001年10月29日/未分類

シャープ(株)は、環境を配慮した商品の開発、生産に向け、2002年度中に海外全生産拠点を対象に資材のグリーン調達制度を導入する。
同社は国内生産拠点については、2000年4月から国内のお取引先と、2001年7月からは海外のお取引先と、既にグリーン調達を実施している。
この制度を海外の全生産拠点に導入することにより、今後は世界規模で環境に配慮した商品の開発と生産を積極的に推進していく。
<グリーン調達の基準>
取引先の環境保全に対する取り組み(環境管理評価)と、納入品の環境に対する負荷の度合い(納入品評価)について、同社が別途定める「グリーン調達ガイドライン」に基づき総合的に評価し、調達に関する判断をする。
1) 環境管理評価
・ 取引先の「環境マネジメントシステムの導入状況(ISO 14001の導入など)」「環境に関する理念、方針、目標」「環境管理のための組織、体制」など、合計25項目について調査、評価する。
2) 納入品評価
・ 納入品が「環境配慮型」であるか、有害物質を使っていないか、納入品の包装材が環境を破壊していないかなど、合計13項目について調査、評価する。
<導入計画など>
・ (1)アセアン(2)欧州(3)米州(4)中国の四地区に区分し、各地区別に説明会を実施。
・ まず同社の最大生産拠点であるマレーシアの取引先に対し、11月初旬までにグリーン調達に関する説明会を実施し、取引先と納入品の調査を開始する。
・ 次いで残る3地区の取引き先に対しても説明会を行ない、2002年度中に本制度を海外全生産拠点に導入する。
・ 各取引先には調査結果を届け、基準に満たない項目がある場合は改善計画を立てていただき、同社とともに改善に向けて取り組む。

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース