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コマツ/業務用次世代型車載情報通信端末「i-logis(アイロジス)」を開発

2001年10月21日/未分類

コマツとコミューチュア(株)は、運送業界をはじめ、車両を用いて各種事業を展開する顧客を対象として、GPSとDoPa(ドゥーパ)を活用した業務用の次世代型車載情報通信端末「i-logis(アイロジス)」を共同開発した。
昨今の運送業界は、急速に進展する物流業務の効率化に対応するため、ITを活用した運送サービス向上による競争力強化や収益性向上の取り組みが急務となっている。
通建大手のコミューチュアは、通信・ネットワーク分野のノウハウを活かしたモバイル通信や次世代移動通信・情報処理システム開発など、トータル・システムソリューション事業展開を積極的に展開。
また、コマツは、建設機械で培った建機稼動管理システム「KOMTRAX(コムトラックス)」の技術を応用し、幅広い分野でのビジネスチャンスの拡大に取り組んでいる。
今回、両社のIT技術・ノウハウを活用して共同開発した「i-logis」は、業務管理者とドライバー間のさまざまな情報の双方向コミュニケーションを実現。運送業にとっては、荷主とトラックのベストマッチングが容易になり、運送効率・運送サービスの大幅な向上が期待できる。
「i-logis」は、GPSコントローラを内蔵し、DoPaのモバイルArk(NTTドコモ・ドゥーパ・サービス)での通信機能も有するほか、20桁2行のLCD表示画面や各種の表示内容が設定できるボタン操作機能を搭載している。
ネットワークを通じて、ドライバーから業務管理者への車両位置・求荷など操業情報の発信や、業務管理者からドライバーへの配車指示・荷物情報などの配信といった、さまざまな情報の双方向コミュニケーションが可能になり、幅広い分野の適用業務システムに応用することもできる。
また、業務用に必要とされる機能を絞り込み、コンパクトな形状に仕上げたことで、お客さまのシステム導入にかかる初期投資を軽減できる。
会員制の物流マーケットプレイス「Ecologicom(エコロジコム)」を運営する(株)エス・ティー・アイ(社長:宇野 栄一氏、本社:大阪市淀川区)は、「i-logis」を現在保有する1,300社の運送業会員向けに導入する予定。
今後は、運送業界をはじめ、多様なお客さまを強力にサポートするITソリューションとして、コミューチュアとコマツは、全国の運送業のお客さまに「i-logis」を積極的にPRしていく。
販売時期=2002年1月
販売価格=オープンプライス
販売目標=初年度 計30,000台

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