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SAPジャパン、日本HP/SCM事業で戦略的提携へ

2001年11月01日/未分類

SAPジャパン(株)と日本ヒューレット・パッカード(株)は、SCMビジネスにおいて密接な事業協力を行なうことで合意した。
本提携により、両社はお客様に最適なソリューションを提供すべく、SAPのSCM及びSCP(サプライチェーン・プランニング、以下SCP)ソフトウェアであるSAP APOを中核としたソリューションビジネスを共同で行なう。
具体的には、日本HPが蓄積しているサイジングなどのノウハウの技術交流、営業の相互トレーニング、イベントの共同開催等を行なう。
さらに日本HPは、SAPソリューションを担当するコンサルタントを順次増員し、早急に100人体制に移行する。
その結果インテグレーションから運用、保守まで含めたトータルソリューションを提供できる体制を整える。また、当初の取り組みとして、SAP R/3を利用しているユーザを中心に販売活動を行ない、SAPソリューションにおける日本HPのプラットフォームのシェアの拡大をめざす。
一方SAPジャパンは、日本HPがSAPのSCM/SCPソフトウェア、およびソリューションのデモ環境を構築するためのサポートを行うとともに、日本HPの営業員向けのワークショップを開催するなど、日本HPとSAPジャパンが共同で営業を行なう基盤を強化していく。
SAPジャパンと日本HPは、1994年にサイジングやベンチマークを行なう「HP/SAPコンピテンスセンタ」をいち早く設置するなど、早期より日本におけるSAPのソリューションの普及に努めてきた。
加えて日本HPはSAPのソリューションを採用している企業に対して、一般的なインテグレーションはもちろんのこと、高可用性環境におけるシステム・インテグレーションやアウトソーシングなどを提供し、多様化するお客様の要望に対応している。
その結果、SAPジャパンの820社を上回る既存の導入企業の約30%が日本HPのプラットフォームを採用しています。これはベンダ別のプラットフォーム・シェアでトップになった。このように日本HPとSAPジャパンはこれまでも長年にわたり強い協業関係にあり、HPはワールドワイドでSAP APOの導入を進めており、米国やドイツ、そしてシンガポールで順次稼動しており、日本でも2002年中に稼動を開始する予定。

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