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SAPジャパン/貿易管理業務を効率化・コンプライアンス強化のソリューション発売

2009年04月16日/IT・機器

SAPジャパンは4月16日、SAP BusinessObjects GRCソリューションの一つで、貿易管理コンプライアンスを強化し、貿易管理業務を効率化するSAP BusinessObjects Global Trade Servicesの最新版の提供開始すると発表した。

グローバルに拡大する企業活動においては、景気後退だけでなく、複雑化する規制環境がサプライチェーンリスク(規制違反に伴う取引の停止、CSRの低下など)に影響をもたらしており、リスク管理方法を改善することが急務となっている。

最新版は、ロジスティクスや受注処理など膨大な貿易プロセスにおける法規制の遵守(安全保障貿易管理)の自動化を促進することが可能で、顧客は、サプライチェーンリスクの特定と軽減を容易で迅速に、効率的に行うことができるようになる。

また、米国のEARに基づく米国再輸出規則に対応した機能、米国やドイツ・オランダ・ベルギー・スイスなど欧州各国での電子通関に対応した機能などが追加されるなど、多くの機能が強化している。

サプライチェーンの担当エグゼクティブは、このシステムを活用することで、主要リスク管理指標(KRI :Key Risk Indicator)を定め、国際貿易でのリスク要因の可視性や管理、パフォーマンスでの問題を改善することが可能になり、サプライヤやカスタマーサービス、国際貿易の規制などを含めたサプライチェーンのロジスティクスや受注処理状況の最新情報を得ることができる。

データに迅速にアクセスすることで、サプライチェーン担当者は、優れたアクションプランやリスク軽減戦略の策定が容易になる。納期の早期化と納期厳守率が向上。サプライヤの注文受注からユーザーへの納品までの時間が短縮される。

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