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i2 テクノロジーズ・ジャパン/新ソリューション「i2 Five.Two」発売

2001年11月18日/未分類

i2 テクノロジーズ・ジャパン(株)は、これまでのソリューションやサービスに新しい製品と改良を加え
た汎用性の高い新ソリューション「i2 Five.Two (アイツーファイブ・ドット・ツー)」を日本市場向けに販売開始した。
i2 Five.Two は、ERP の性能を上回っており、企業内や複数企業間の計画、可視性、コラボレーションや様々な取引管理業務を実現するソリューション。
モジュール構成となっており、イントラネットやインターネットを利用して迅速な導入と既存の技術やシステムとのインテグレーションが容易にできるよう設計されている。
新製品と改良点について
i2 Five.Two は、i2 Supplier Relationship Management(SRM)、i2 Supply Chain Management(SCM)、i2 Customer Relationship Management(CRM)、そしてi2 Content で構成され、いくつかの新製品と改良製品が含まれている。
i2 Distributed Order Management は、i2 Customer Relationship Management(CRM)に含まれる新製品で、異なった複数のアプリケーションや部門および企業間での受注の集約、管理、仲介業務を実行することで、これまで困難とされていた受注に対するフルフィルメントを可能にする。
i2 Inventory Visibility and Execution は、i2 Supply Chain Management(SCM)に追加された製品で複数の企業が製造、在庫管理、輸送までを含むサプライチェーン全体を同時に最適化し監視および管理ができるようサポートする。
i2 Procurement は、i2 Supplier Relationship Management(SRM)に追加された改良製品で、発注お
よび発注書の作成、決済までを含む全ての電子購買に関する業務をサポートする。
業種別テンプレートについて
i2 Five.Two では、予め用意された業種別テンプレート(役割別ワークフロー、インテグレーション性能別、製品構成別、実例モデル別など)をパッケージ化して、それぞれのテンプレートが個別業種のニーズに合うよう設定されています。ユーザー企業は先ずこのテンプレートの導入から始め、それぞれのニーズに合わせテンプレートの変更が可能。
これらのテンプレートは、i2 テクノロジーズの何千にもおよぶ導入実績と各業種に関する豊富な専門知識を基に構築されたベスト・プラクティスをユーザー企業に提供し、新規導入の際に発生しやすい問題を回避しながら速やかにソリューションの導入が可能となっている。
ユーザーインターフェースの改良について
先進的なインターフェイス設計の世界的に有名なFrog Design 社によって新たに設計。また、i2 Five.Two のインターフェイスは全てのソリューションを通じて共通の基本デザインを用いており、ユーザーがより迅速かつ効率的に意思決定ができるよう、それぞれの役割機能に応じて設計されている。
多くのサプライヤーと顧客がソフトウェアを通じてやりとりを行うような分散されたビジネス環境においては、この一貫性のあるユーザーインターフェースによって、より多くのユーザーに採用されることが期待される。
拡張技術について
今回i2 Five.Two の拡張された技術は以下の通り。
・ Common Integration Architecture
このアーキテクチャは既存のアプリケーションやERP システムにi2 テクノロジーズのソリューションを容易にインテグレーションできるもの。
・ Common Integration Services
このサービスは、異なったシステムの迅速な統合を可能にする企業とe コマースの連結、そしてETL(Extraction 、Transformation 、Loading)を実現し、ユーザー企業が既存のシステムを強化できるよう設計されている。
・ RosettaNet サポート
EDI のような旧式で高コストのシステムを導入している場合の代替えとして、限られたIT 環境において、企業がRosettaNet を通じて通信ができるサポート機能を追加。
・ XML Based Application Programming Interface(API)
XML への全面対応できるよう改良されたi2 のAPI セット(TMAPI )により、i2 Five.Two と他のアプリケーションの統合が容易になった。
新しいサービスについて
i2 Five.Two は、企業間における計画立案と取引業務の効率向上のためi2 Value ChainAccelerator Program を開発。
このプログラムは企画、コラボレーション、コンテンツ管理、サプライチェーン実践のためのバリューチェーンソリューション、i2 TradeMatrix Open CommerceNetwork を通じて、購入者をサプライヤーとマーケットプレイスに結び付けること、そして取引パートナーをこれら新しい活動に参加していただくことを含んでいる。さらにi2 テクノロジーズは、導入前とプロセスの各過程において価値を計測するツールを提供する。
Dynamic Value Chain Management (ダイナミック・バリューチェーン)について
Dynamic Value Chain Management は、バリューチェーンとして、企業内および企業間とのコラボレーションのビジネス概念。これを行う上で必要なことは、企業間での意思決定ワークフローの効率化を図り、計画と実行の間のギャップを可能な限りリアルタイムで埋めることです。その結果、企業とその取引先パートナーとの関係を根本的に変えて、顧客や株主などの方々へ今までにない価値を想像することへ導いていく。

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