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ウイングアーク テクノロジーズ/コクヨS&TとSaaS分野で協業

2009年08月25日/IT・機器

ウイングアーク テクノロジーズは8月24日、コクヨグループのコクヨS&TとSaaS分野のサービス展開での協業を発表した。協業の第一弾としてコクヨS&Tの情報トレーサビリティサービス「@Tovas」とウイングアーク テクノロジーズの帳票サービス「帳票SaaS」を連携し、「伝票@Tovas」として提供を開始した。

サービスのリリースに併せて、旭化成アイミー(横浜市磯子区)の納期回答システムにも採用。旭化成アイミーの従来のシステムは、納期回答を自社保有のFAXサーバで処理しており、通信のエラーの対応やシステムのリカバリ処理などに専門知識を持つ情報システム担当者が対応する方式だった。

今回の伝票@Tovasの採用で、ERPシステムから出力される納期回答データを伝票@Tovasに送信するだけで、伝票の生成からFAX送信まで全てが自動化され、業務のスピードアップと最適化が図られることになる。

伝票@Tovasは、伝票処理の自動化を図る帳票配信基盤を自社システムで約500万円(FAXサーバ+帳票ツール)かかる場合、サービスを利用すると約25万円と、従来の約20分の1の低コストで実現。

具体的な利用方法としては、自社システムのデータを伝票@Tovasにアップロードするだけで帳票の自動生成、FAX配信・データ配信までの日常業務が全て自動化される。

このため生産性の向上に貢献し、内部統制に求められる行為の正しさ、「いつ・誰が・何を」を送り、それが「受け取られたのかどうか」が証明できるようになり、企業のコンプライアンス強化も両立する。

このほかFAXなどのインフラを使いながら、確実にドキュメントの到達確認を行うことができる。

月額基本料金は8万円から、別途初期費用として、帳票フォーム作成費、月額FAX送信25円から、ファイル送信10円からが必要。今年度は50社への導入を目指す。

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