NECインフロンティア(株)は、倉庫業務で発生する在庫情報をハンディターミナル/WEB端末を用いてリアルタイムに処理できる業務アプリケーション・ソフトウェア“在庫管理支援システム 「倉庫まね~じゃ バージョン2」”を開発し、12月1日より販売を開始した。
同システムは、倉庫業務における正確な情報処理を目的とした在庫管理支援システムで、倉庫内で発生する入出庫情報や棚卸情報等を、パソコンを用いて容易に処理することが可能。
サーバのOSには、インターネットサーバーに広く利用されているLinuxを採用し、安定した運用が可能となっている。なお、必要に応じてWindowsに対応することもでき、幅広い端末で使うことが可能。
同アプリケーションは、JAVAを採用したWEBアプリケーションとなっており、システムの全ての機能はWEBブラウザ上から操作することができる。
また、通常のパソコン以外にも弊社WEB端末「Touch@i」や各種PDAをシステムの入力端末として使用することができるほか、屋外使用などの作業環境の問題や、データの一括入力/一括処理等の要求にも対応し、ハンディターミナルを利用した入力も可能となっている。
新商品は、インターネットでは標準的に使用されているフリーウェアを利用したWEBアプリケーションとすることで、導入コストの低下やメンテナンス性の向上を実現する。
またクライアントの入れ替えやブラウザ搭載の各種端末への対応も容易に行えるようになっている。また、データベースには「PostgreSQL」を採用していますが、他のDBMS(オラクルなど)にも対応可能。
「倉庫まね~じゃ」では、入庫処理/出庫処理/移動処理/棚卸処理に加えて、収集したデータの分析/参照メニューを用意しており、アイテム毎の実在庫数を正確に把握し、簡単に検索/参照することができる。「倉庫まね~じゃ」の導入により正確な在庫情報の把握からロケーション改善のためのデータ収集まで実現可能。
主な特長
1. クライアントに専用ソフトのインストールが不要なWEBアプリケーション
イントラネット(インターネット)を介して遠隔地からの在庫検索等を実現。
2. 先入/先出に対応したピッキングデータの生成機能
3. ハンディターミナルはPOT(バッチ式)/SS無線/PHSの通信方式に対応
4. 階層化されたロケーション管理により異なる場所の在庫情報を一元管理
イントラネット(インターネット)を介して複数の倉庫の一括管理を実現。
価格は、「倉庫まね~じゃ」パッケージソフトウェアが約200万円から、パッケージソフトウェアに加え、ハンディー端末、サーバ・クライアント・プリンター、交換機等を含めた標準システム構成で約1 000万円(設定費含む、工事費別)となっており、年間100セットの販売を目標としている。
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NECインフロンティア/倉庫管理システム「倉庫まね~じゃ バージョン2」発売
2001年12月03日/未分類
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