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日本無線/ハンディータイプのETC車載機チェッカー NJZ-1700 新発売

2001年12月05日/未分類

日本無線(株)は、ノンストップ有料道路自動料金収受システム(ETC)車載機の無線通信動作を確認するハンディータイプ・LCD表示器搭載のETCチェッカーNJZ-1700を開発し、平成14年2月より発売する。
ETCが利用できる有料道路の料金所は、11月30日より従来の149箇所から616箇所に拡大されるとともに、高速料金ETC期間限定特別割引が11月30日から実施されて、ETC車載器の市場も今後大幅な拡大方向に向かうことが見込まれる。そのため、同社は車載機販売店およびセットアップ業者等でのETCチェッカーの需要が増大すると判断し、本機の市場投入を開始する。
現在、市販されているETCチェッカーは、LED(ランプ)とブザー音のみでETC車載機の良否を判定している。
日本無線(株)の開発したETCチェッカー NJZ-1700は、車輌の外からフロントガラス越しに、車内に装着されたETC車載機の良否判定が誰にでも簡単にでき、LCD画面を見ながら良否判定のほか、車載機固有の識別信号(IDNR)の表示確認と、受信信号レベルも3段階表示で確認することができる。
また、オプションとして送受信モニタ機能を持ち、生産ラインでのETC車載機動作確認や、取り付け時の記録をパソコンに出力してデータ作成することも可能となっている。
NJZ-1700は、今後VICS(道路交通情報通信システム)の装着状態の確認を行うVICS光ビーコンチェック機能も、オプションとして順次揃える予定。 ETC車載機販売店およびセットアップ業者ならびに自動車デーラー、ETC車載機メーカー等向けにも販売を予定し、価格は定価59 500-円(税別 本体のみ)、初年度1万台の販売を見込んでいる。
主な仕様および特長
無線部性能仕様は、ARIB STD-T75に準拠。
試験プロトコルは、ARIB TR-T16 2-1-1、2-1-16に対応。
ETCの運用2周波に対応。
動作状態、試験モード設定、試験結果、電池残量警告をLCD表示。
操作音、正常通信終了音、異常通信終了音、電池残量警告音をブザー出力。
ETC車載機のIDNR(識別信号)のLCD表示。
受信信号レベル3段階表示。
送受信モニタ機能。(オプション)
外形寸法 100㎜(W)×125㎜(D)×37㎜(H)(取っ手部分除く)、質量 約350g。
本体作動電源 単三アルカリ乾電池4本使用。

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