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SASインスティチュート/購買戦略を強化するサプライヤ関係管理(SRM)ソリューションの最新版を発表

2001年12月16日/未分類

米国SASインスティチュート社は、効率的な購買戦略を実現するサプライヤ関係管理(SRM)を実現するソリューションの最新版「SAS Solution for Supplier Relationship Management 2.2 (以下 SRM ソリューション)」を発表した。
同ソリューションは、経費分析とスコアカードの機能が強化され、また新たに強力な仕入先格付け機能が追加された。これにより、企業が調達先業者との関係を最大限に活用することを支援する。
SASのSRMソリューションの最新版は、調達先業者と購買活動に関する情報を提供することにより、組織がそれらの業者との関係を効果的に管理し大幅な経費削減の実現を支援するソリューション。
<SRMについて>
企業は、電子部品や加工部品などの直接材料、またはオフィス備品やコンピュータなどの間接材料として、物やサービスを購入する。しかし、買収合併、調達先業者情報などの調達に関するデータの増大、世界各地のコンピュータシステムの非互換性などによって、購買活動の全体像が不明瞭になり、企業は何をだれから購入しているのかを全体的に把握することがますます困難になっている。
<格付け、スコアカード、分析>
SASのSRMソリューション最新版では、柔軟でオープンなSASのインテリジェンスアーキテクチャを基盤に完全にWebに対応した。また以下の新機能を提供する。
● 調達先のパフォーマンスの格付け
SAS SRMソリューション最新版の新規追加機能であるSRMランキングは、25年の実績を持つSASの高い分析力をベースに、企業にとっての調達先業者の価値はその業者ごとに異なるという同社の認識から生まれた。
SRMランキングによって、調達先業者のパフォーマンス、品質、および購買パターンが明確になり、企業は、戦略的価値のある業者とそうでない業者を区別できる。上級管理職と調達担当者は、調達先業者を格付けすることにより、貴重なリソースをより有効に配分し、最大の価値と利益を自社にもたらす調達先業者との関係を構築し維持できる。
● 戦略調整とスコアカード
経営陣や他の組織メンバーはSRMスコアカードで、調達ダッシュボードに表示される任意のKPI (キー・パフォーマンス・インディケータ)を選択し、関連する調達先業者と購買データを抽出して、分析を行うことができる。
上級管理職はSRMスコアカード によって、部門、部署、または全社の仕入れプロセスが効率的に機能しているかどうかを迅速に判断できます。これによって、調達活動を全社的目標に合わせて調整することや、特定のKPI に対するこれらの活動の影響を測定できる。
● 拡張された経費分析
SRMの経費分析コンポーネントの「Procurement Vision」では、セキュリティ機能が強化され、詳細分析機能が拡張されている。購買および商品管理者は「Procurement Vision」によって、調達先業者と商品の概要を参照し、さらに詳細なデータへとドリルスルーすることができる。判明した結果は他のアプリケーションにエクスポート、さらに検討するために保存、またはSRM ランキング・コンポーネントでの格付けに使用できる。
SASのSRMソリューションは、そのままでは利用することが難しい既存の購買データを活用し、このデータを意味のある情報に変換することで、戦略的な調達活動を実現。
SASのSRMソリューションは日々の購買決定を支援するほか、管理のあらゆるレベルにおいて、戦略的かつ戦術的な視点を提供する。SASのSRMソリューションは、企業の調達先業者のデータと商品購入履歴を収集、分析、活用して、調達先業者との最良の関係を構築していく。

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