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三井物産/企業の購買部門向けに低価格インターネット調達サービスを開始

2002年01月14日/未分類

三井物産(株)は、企業の購買部門のインターネット調達活動を実現する低価格ASP(Application Service Provider)サービスを開始した。
ネット調達の動きは現在あらゆる産業に広がりつつあるが、企業の購買部門がネット上で複数のサプライヤから相見積を取得したり、リアルタイムオークションを実施する為には最低でも数千万円のシステム投資が必要になるため、従来、大量・多額の物品調達以外の分野をネット調達の対象とすることが難しかった。
三井物産はツールの開発にベンチャー企業を起用し、また外国人技術者の活用等の種々コスト低減策を講じることによって、あらゆる業種・規模の企業が利用可能なネット調達サービスを、国内で初めて月額10万円からの低料金で提供する。
また、本サービスは一般消費者向けサイト構築技術である「パーソナライゼーション機能」(ユーザーのプロフィールに応じて固有の画面を構成/表示する技術)を応用することで、ツールのカスタマイズを簡単に行うことが出来、企業毎に異なる調達ポリシーや業務フロー・画面構成ニーズに柔軟に対応することが出来る。
さらに、本ツールは手元で表示言語を日本語・英語に簡単に切り替えられ、日本国内での利用にとどまらず、日本国内の企業が国内・海外双方のサプライヤから調達を行うケースや、日本企業の海外現法の調達活動を日本国内本社から集中的にモニタリングするケース等、国際的な調達活動にも簡単に対応することが出来る。
なお、このサービスは既に大手企業を中心に4社・団体が本番利用を開始しており、利用企業の業種も三菱化学(株)や横浜市福祉サービス協会等多岐に渡る。三井物産では、本サービスを今後3年間で国内・海外合わせて2000社・団体に導入、年間20億円の販売高を見込んでいる。

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