矢崎総業(株)、(株)デイシス、(株)NTTドコモ関西、三井住友海上火災保険(株)の4社は、急増する乗用車の盗難に対応して、「車両監視機能」と「盗難見舞金制度」を付帯した車両位置検索サービス『ついせきi』を共同で開発し、矢崎総業が今春より発売する。
価格は、車載機器レンタルの場合、初期登録料が21 000円、月額利用料が5 800円+検索料(30円×検索回数)です(別途、車種により8 000~15 000円の装置取付け料が必要)。販売は、矢崎総業の販売ルートを始め各社の協力により行い、初年度契約件数は1万件を計画している。
背景
警察庁によると、自動車盗難認知件数は、1999年に43,092件、2000年には56,205件と急増しており、このような状況に対応するため、4社が独自のノウハウを結集し、同サービスを開発した。
「ついせきi」の主な機能
1.車両監視機能(盗難防止警報&通知)
○車両に以下の異常が発生した場合、ユーザーにメールで通知します。最大5つのアドレスまで登録可能。
・不正ドア開閉…監視モードに設定された車両のドアが開閉された場合
(車両に設置した警報装置のサイレンが吹鳴します。)
・バッテリ異常…バッテリとの回路が外された場合
・位置異常…駐車場所から車両が500m以上移動した場合
2.車両位置検索(追跡)機能
○万一の盗難時に、ユーザー自らが、インターネットに接続したパソコンやiモード携帯電話(オプション)のディスプレイ上の地図画面で、車両の現在位置を検索・追跡。検索精度は5m~50mで、アイコンにて車両位置を表示。
○車が移動している場合も、進行方向と速度の把握が可能。位置情報取得履歴は、500件まで可能。
○装置の電源カットを狙って、万一バッテリが外された場合でも、バックアップ電源への自動切換え機能により約72時間(3日間)は通信機能を維持する。
3.盗難見舞金制度
○『ついせきi』には、3年間の「盗難見舞金制度」が付帯されており、盗難に遭った場合に必要となる以下の費用に対して、矢崎総業よりユーザーに見舞金が支払われる。
・車両位置検索のための通信料金=10万円を限度に実費
・盗難車両が発見された場合の現車確認費用及び回収運搬費用=20万円を限度に実費
・盗難車両が発見されなかった場合または盗難による機器破損の場合の違約金=20万円を限度に実費
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矢崎総業他/車両監視機能と盗難見舞金制度をセットした車両位置検索サービス『ついせきi』今春サービス開始
2002年01月17日/未分類
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