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自動車走行電子技術協会/EV シティカーシステム(横浜市)実用化向け新システムを導入

2002年01月21日/未分類

(財)自動車走行電子技術協会は、横浜市において実施しているEV 共同利用実験で、事業化に向け最終となる実用化実験(第6 ステップ)を2001 年1 月より開始した。
シティーカーシステムの実験は、都心部のビジネス利用を目的に、99 年9 月から運用を開始し、乗り捨て可能なワンウェイトリップ型運用などのサービス、遠隔地運用方法、運営経費の低減方策などの機能確認を行ってきた。
今回の実験は、EV 共同利用の事業化のため、料金徴収による顧客受容性を確認していくことが中心となる。料金徴収システムには、月々の料金決済機能、個人認証を確実にするための非接触IC カードによる無人貸出・返却機能を追加した。
また、インダクティブ充電(非接触充電)方式を採用した新型エブリイEV を実験車両として新規に投入。この車両には、省電力、コンパクトな車載通信装置を搭載し、通信の信頼性向上と荷物の搭載性の改善を図っている。
今後、他地域で事業化される共同利用システムに対して、管理センター機能を代行するASP サービス(世界初)も追加。各地域のセンターは、新規に事業を立ち上げる場合、このサービスがないとコンピュータシステムが必要となるが、このサービスにより、横浜の管理センターのアプリケーションソフトをインターネット経由で利用できるので、新規の事業者は初期投資額の軽減が図れる。
さらに、世界初の携帯電話による無人貸出・返却を実現(2002 年2 月予定)し、これらの機能確認実験も実施する。
実用化に向け種々の利用ニーズを探るため、環境保全、CO2 の削減に積極的な企業・団体などを中心に、横浜地域以外からも参加会員を幅広く募集し、2002 年2 月から有償実験を開始する

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