山九は10月8日、名港海運と共同でCVT（Container Vanning Technology）を使用した重量物輸送サービスを日本（名古屋）、米国、タイの3拠点間で1日より開始したと発表した。
このサービスにより、従来フラットラックコンテナなどの特殊コンテナで出荷していた重量物や大型機械装置などの重量物を、ドライコンテナを利用し効率的にバンニングを行う事ができる。
CVTは、豊田スチールセンター開発した専用スチール製スキッドと、コンテナへの搬出入装置を組み合わせて使用するバンニング／デバンニング技術。山九はサービス開始で、顧客の物流業務でラッシング用木材の削減、輸送リードタイムの短縮、輸送品質の向上など環境に配慮し効率的で、トータルコストの削減に結びつく物流サービスの提供が可能となったとしている。
日本発の貨物は、名古屋港指定倉庫での貨物引受け後、北米、タイの指定デリバリー先までの納入が可能となった。
